俺が代 - アトリエ銘苅ベースHP

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かもめマシーン

『俺が代』さよなら平成ツアー

そこにあるのは、一本の木と、たった一人

身体を通して言葉を汲み上げる

「憲法にふれる」ソロパフォーマンス

構成・演出：萩原雄太

出演：清水穂奈美

「改憲／護憲」という二項対立ばかりが議論されている。でも、私たちは憲法について何をしているだろう。憲法の条文を読んだことがある人は多いはず。そのまま丸暗記をしているかもしれない。じゃあ、私たちは憲法を「読んだ」ことはあるだろうか？

「憲法にふれる」をテーマに、日本国憲法や、文部省（当時）による教科書『あたらしい憲法のはなし』、そして尾崎行雄、芦田均などの演説をテキストとして使う『俺が代』は、ひとりの俳優が「身体」を使て憲法を「読む」異色のパフォーマンス。

この作品を見ても、9条について何もわからない。国民の権利についてもわからない。きっと天皇についてもわからないだろう。観客は、憲法を「読む」俳優を目撃するだけだ。

それによって、日本国憲法は私たちのものだ、ということだけがわかる。

平成の終わり／新元号の始まりに、愛知・東京・沖縄という3都市で『俺が代』を上演する。

かもめマシーン

2007年より東京を中心に活動。カンパニー名はチェーホフ『かもめ』とハイナー・ミュラー『ハムレットマシーン』に由来し、個人の身体と社会との関わりに焦点を当てた作品を上演。気功や太極拳を応用し、独自の身体性を構築している。

第13回AAF戯曲賞、利賀演劇人コンクール2016優秀賞受賞。

→かもめマシーンHP

日時：

2019年5月5日(日)　　　15:00　★アフタートークあり／ゲスト　榎森耕助（せやろがいおじさん）

　　　　　6日(月・祝)　15:00　★アフタートークあり／かもめマシーンによる座談会形式のトーク

※開場は開演の15分前　※上演時間70分　

◎アフタートークゲスト紹介◎

5月5日（日）榎森耕助（えもりこうすけ）

お笑いコンビ・リップサービスのツッコミ担当。コンビでTV・ラジオのレギュラーを持ち、賞レースでも四連覇を達成する実力派。Youtubeチャンネル「ワラしがみ」では、せやろがいおじさんとして沖縄の美しい海をバックに笑いを通して社会問題に物申す。「東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について」はTwitterで94万回再生、YouTubeで36万回再生を記録。「辺野古への基地移設に一言」は13万回以上の再生回数を数えている。

赤いふんどし、赤いハチマキがトレードマーク。

料金：

一般2,000円（当日2,500円）

U25　1,000円

※U25は公演日に25歳以下対象（要証明書）　※未就学児入場不可

チケット予約・問合せ：

◆WEB　：http://kamomemachine.com/　

◆メール：kamomemachine@gmail.com

◆電話　：090-2480-9434

【関連イベント①】

かもめマシーン『俺が代』沖縄公演記念イベント

5/3（金・憲法記念日）

声に出して「憲法を読んでみる」inジュンク堂書店那覇店

『日本国憲法』や『あたらしい憲法のはなし』、尾崎行雄の演説などをテキストとして、憲法の本質と向き合う『俺が代』です。

当作品の沖縄公演に先駆け、参加者とともに憲法を音読し、その本質を話し合うイベントを憲法記念日となる5月3日（金）に開催します。

声に出すことで、これまでとは異なった憲法の姿が見えてきます。

ナビゲーターは『俺が代』の演出、萩原雄太氏。

この機会に、一緒に憲法を読んでみませんか？

ナビゲーター　萩原雄太氏（『俺が代』演出　）よりメッセージ

「声に出して文章を読む」といっても、やりたいのは国語の時間にやらされたような音読ではありません。
目で追えばさらりと流れてしまうような言葉に対し、自分の声でゆっくりと丁寧に向き合う。すると、ふと、その言葉が持つ質感は変化し、全く別の意味を持った文章が立ち上がります。すると、世界は変わる。大げさに言えば、やりたいのはそういうことです。
「言葉」に出会うことによって、人は「世界」に出会います。これまで、72年にわたって使われてきた日本国憲法をはじめとして各国の憲法を声に出し、その言葉に出会うことで、「世界」は全く違うものに見えてくるのではないでしょうか。

日時：2019年5月3日（金）19:30〜20:30

場所：ジュンク堂書店那覇店　地下1階　イベント会場

料金：無料（要予約）

ナビゲーター：萩原雄太（かもめマシーン演出家）

予約受付：下記のいずれかの方法でご予約ください。

①TEL　ジュンク堂書店那覇店にご連絡ください。[TEL] 098-860-7175

②メール　 info.kamomemachine@gmail.com（かもめマシーン）

件名を「憲法を読むイベント申し込み」として、①お名前、②当日ご連絡のつく電話番号、を明記の上お送りください。

【関連イベント②】

かもめマシーン　清水穂奈美による身体表現ワークショップ

本当に「ゆっくりと歩く」ことはできますか？

「身体」に焦点をあてながら、俳優という視座から創作の可能性を探る清水によるワークショップです。