『9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)~ 50 years since then ~オンライン配信

2020年9月6日(日)アトリエ銘苅ベースにて行われた無観客公演の収録映像をオンライン配信いたします。

 

1972年の沖縄の本土復帰時、沖縄人は何を思い、何を願ったのかー

そして、あれからもうすぐ50年。沖縄は、日本は、世界は・・・

 

沖縄を拠点に活動する作家、役者たちが世界に放つ、濃厚な会話劇を、是非、お手元のPC、スマートフォンでお楽しみください。

配信日:好評につき、配信期間を延長しました!

2020年9月25日(金)17時~12月12日(土)

 

販売期間:

2020年9月15日(火)10時~12月12日(土)22時

 

料金:

オンライン鑑賞のみ 1,600円

オンライン鑑賞+台本 2,100

応援セット(オンライン鑑賞+台本+銘苅ベースオリジナルTシャツ)10,000円


 

 

鑑賞方法:アトリエ銘苅ベースオンラインSHOPより鑑賞券を購入していただいた方に動画鑑賞用のURLとパスワードをお知らせいたします。配信期間中にサイトにアクセスし、お持ちのPC、スマートフォンにてご覧ください。(配信期間中は何度でもご覧いただけます)

  

▼アトリエ銘苅ベースオンラインSHOP http://mekarubase.stores.jp


【作品紹介】

9人の迷える沖縄人~ 50 years since then~

1972年の沖縄本土復帰当時、沖縄に住む人たちが何を考え、どう捉えていたのか、本土復帰が沖縄に何をもたらしたのか、多様で複雑な立場や心情を、戦後70年を迎えた沖縄の劇作家、演出家、出演者により浮き彫りにします。

沖縄で生まれ育った作り手たちだからこそ描ける精細な沖縄人の想いと、現在にもつづく矛盾、対立するのではなく対話していくことの重要性、その先にある希望が示され、2015年の初演以来、沖縄発の作品として高い評価を受けています。

2022年に沖縄本土復帰50周年を迎えるにあたり、本作が描く主題を単に「沖縄の問題」とするのではなく、「日本全体の問題」として共有するべく、脚本の大幅な改稿と新演出を試み、出演者には現代演劇の俳優だけでなく、沖縄芝居役者、組踊の立ち方などでも活躍する多様かつ実力のあるキャストが集結しました。

■作者より■

僕はこの作品で沖縄人だけではなく、全ての日本人に問いかけ たつもりです。今の日本に暮らす人々に足りない事、気付くべ きこと。 平和で安全に暮らしている毎日が、沖縄だけではなく、何処か の場所や人や環境が犠牲になっていること、別にそれらすべて を改善して正しい道をなんて思っちゃいません、でもそれを知 って、その犠牲や献身の上に成り立っていることをちょっとだ け考えたっていいじゃないですか。

安和学治 [(一社)おきなわ芸術文化の箱 理事・俳優・脚本家]

作:安和学治・国吉誠一郎

演出:当山彰一

 

出演:

仲嶺雄作

国仲正也(鳩ス)

犬養憲子(演劇きかく「満福中枢」)

島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE)

当山彰一(劇艶おとな団)

宇座仁一(宮城元流能史之会)

上門みき

伊禮門綾(劇団綾舟)

与那嶺圭一(TEAM SPOT JUMBLE)

【あらすじ

1972年 沖縄の本土復帰を目前に、有識者から主婦、戦争を体験した老婆、沖縄へ移住した本土人などがひとつの部屋に集められた。

 

「でも貴方、日本がもし、もし万が一、攻めこまれた場合、戦争はしませんって言っていられると思いますか?」

 

「本土化するってのはどういうことなんだ!」

「私も胸を張って基地はいらないと言いたいです」

 

「のんびりすることが美徳なら、基地も受け入れてのんびりやったらどうですか?」

 

 

語られるそれぞれの沖縄に対する想い、日本への想い、そして戦争、恒久平和への想い、いろいろな想いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく。



【応援メッセージ】

 

『9人の迷える沖縄人』の過去の公演を観ていただいた方からいただいた応援メッセージです。

(順不同)

 

画像をクリックすると拡大されます。

 




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▼特設サイト

http://9nin-2020.tumblr.com/

 

キャスト紹介や、過去公演をご覧いただいた方からの感想など、本作を様々な形でご紹介しています!是非、観劇前後にチェックしてください!